女装をするなら、できるだけ、かわいい女の子やきれいな女性に変身したいですよね。男性でいる時は気にならないけれど、女装するときに、無い方が良いものの一つに「すね毛」があります。そのすね毛、なんとかしちゃいましょう。

女装サロンを始めて10年、芸能人を含めた6000人以上の男性を、女性に変身させるお手伝いをしてきた、女装のプロのメイクアップアーティスト、私、ガルボが、女装を通じて、感じたこと、気づいたこと『女装の疑問や不安』にお答えしつつ、たまに脱線しながら、女装に関するアレコレを「女装通信」として不定期につらつらとお届けいたします。

女性に変身するときに「すね毛」は必要ない。ない方がよいものですよね。みなさま、女装するときにすね毛をどうしていますか？思い切ってカミソリで剃ってしまう。脱毛するなどいろいろな方法がありますが

ムダ毛を処理すると濃くなるから剃りたくない！という方がいらっしゃいます。

大丈夫です。濃くなりません。実際のところ、毛の太さは変わりません。

濃くなったように見えるだけです。毛を剃ると、根元で毛が切られてしまいます。そして、そのままの太さで伸びてきてしまうので、毛が濃くなったと感じるのです。

すね毛を剃るときに注意する5つのこと

1、肌を柔らかくしてから剃る

毛は水分を含むと柔らかくなり、剃りやすくなります。そして、剃るときに余分な力を必要としないので、肌を傷つけにくくなります。できれば入浴後のお肌が柔らかくなるタイミングがベストですが、ホットタオルで毛穴を開かせてからの剃毛でも剃りやすくなります。

2、シェービングクリームを使う

お風呂から出たあとは、肌の水分をしっかり拭いてから、シェービングローションまたはボディークリームを塗りましょう。剃る前に潤滑油になるモノを塗ってから剃り始めるのが、お肌を傷つけないポイントです。

3、何度も同じカミソリを使わない

カミソリは、使えば使うほど、刃の切れ味が悪くなります。無理に力を入れて剃るとお肌が傷つきやすくなります。カミソリは１ヶ月に１度は替えるようにしましょう。

4、毛の流れにそって剃る

長い毛の場合は、プレシェービング、という毛の流れに沿って剃る方法を行いましょう。長い毛をいきなり逆剃りすると毛が引っ張られて、肌を傷つける原因となる場合があります。最初は毛の向きと同じ方向に剃っていきます。カミソリを剃る方向と同じ向きに引っ張りながら剃るのがポイントです。毛が長い部分は、ハサミでカットしてから剃ると剃りやすいです。

5、逆剃りする

長い毛を剃った後に、今度は毛の流れと反対方向にカミソリを当てて、剃っていきます。この場合も、剃る方向に肌を引っ張る感じで剃っていきます。肌を引っ張る事で毛が立つので、自然と深剃ができます。

剃ったあとは、冷たいタオルを肌に置いて鎮静と引き締めをしましょう。時間がない人は冷水をかけてあげるだけでも効果があります。

剃ったあとは肌がとても乾燥しています。クリームなどで、しっかりと保湿をしてあげましょう。

最近、テレビで女装の企画を見かける機会が多くなりました。芸能人の人が女装して大変身！そんな企画も大人気だそうです。俳優の溝端淳平さんの女装メイクで思うことの記事を書きました。溝端さんのプロ意識と、女装して経験した楽しさについて、改めて考えました。したことがない経験は理屈抜きで楽しいものです。

今の時代、殆どの情報は、簡単に手にいれることができます。そんな便利な世の中でも、手にいれることができないこと、それは経験・体験です。

たった1度の体験が、人生を変えるきっかけになることがあります。経験からの学びや気づきは奥深く、自分の中に残ります。その経験を増やすのに必要なのは、勇気や決意、そして行動です。

女装を経験することで、気持ちのスイッチが切り替わり、不思議な心地よさを感じられる！！そんな経験をしていただきたいと思っております。そして、その為に、精一杯のお手伝いを、オフラインでも、オンラインでも、させていただきたい！と願っております。

今日の行動が、これから続くあなたの毎日に、ハッピーや感動、ワクワクやドキドキをもたらしてくださいますように、、。

ガルボ