あんなに暑かった真夏が懐かしく感じるほど、ここ数日は肌寒く感じる日が増えました。そろそろ秋の訪れ、真夏の紫外線で傷ついたお肌のケアを始めるにも、日々の肌のお手入れを見直すにも良い季節です。
シミ・シワ・たるみなど、若い頃は気にしなかった肌トラブルが、年とともに気になる男性も多いのではないでしょうか。その一方で、具体的に「何をすればいいか分からない」という人も‥。この機会に男性のスキンケアを見直して、日々の生活をステップアップする方法を学びましょう。
そうは言ってもまだ暑い日もあります。女装に夏は不向き?いえいいえ、そうでもないんです。暑い日でも快適な女装をするためには→夏の外出の準備とコツをご参照ください。
南麻布で女装サロンを始めて12年、世界のトップアーティスト、タレント、モデル、芸能人を含めた8000人以上の男性が、とびきりきれいな女性に変身するお手伝いをしてきた、プロのメイクアップアーティスト、私、ガルボが、日々、撮影現場で使っているプロの技術と知識を、女装に限らずに、男性も使える、今よりもっと可愛く、もっとカッコよくなるための、わかりやすく、すぐに実践できるコツを、お届けいたします。クロスドレッサー とガルボのプロフィールはこちらをご覧くださいませ。
第一印象は素肌で決まる
肌の見た目によって、男性の第一印象は大きく左右されます。ぽっこりしたお腹や、貫禄がついた体型は服装で誤魔化すことができても、メイクで肌感や印象を変えることが難しい男性こそ「素肌が勝負」です。
肌にハリがなく、目の下のクマが目立てば、実際の年齢よりも老けた感じに見えてしまいます。肌荒れをすると、くすみが出て、顔全体が暗く、不健康な印象にも‥。しっかりとスキンケアした肌は、シミ、しわ、たるみが出にくくなり、若く健康的に見えます。また、正しいケアはニキビ予防にも繋がると、いいことずくめ。
なぜ女性よりも男性の方が肌が荒れやすいのか?
男性の肌は女性に比べて水分量が少ない。その少ない水分を守ろうと、皮脂の分泌が多くなっているのが特徴です。皮脂は「脂」なので、過剰に分泌されれば「テカリ」が目立つことに。さらに脂が多いと毛穴に汚れが詰まり肌トラブルの原因になります。実は女性よりも肌が荒れやすい男性こそ、肌ケアが必要です。
まずは鏡を見る習慣をつけましょう
肌ケアで大切なのは、肌への意識を変えることです。男性は自分の顔の肌を見る時間が少ないものです。洗面台の前で髪をセットするときも、なんとなく顔全体を眺めるだけで、意外と肌は見ていない人が多いのではないでしょうか。
女性はメイクするときに、目元や口元などをしっかりと見るため、ハリや肌の調子の良し悪しなどの変化に敏感です。男性も洗面台の鏡を見た時だけでもいいので、まずは、肌を見ることを意識してみましょう。意識が変われば、行動が変わります。毎日見ることで、肌の変化に気が付くようになるはずです。
洗い忘れ、流し残しに注意しましょう
肌の手入れは、朝晩の計2回が基本になります。順番は洗顔→化粧水→乳液(またはクリーム)です。朝と夜は基本的に変わりませんが、男性は朝に髭剃りが加わるので、洗顔と化粧水の間に髭剃りが入ります。朝の洗顔は水だけという方がいますが、朝も洗顔料を使って、しっかりと洗い流しましょう。
洗顔の基本はこすらない
朝の洗顔は水だけという方もいますが、朝も洗顔料を使って、しっかり洗いましょう。しっかりとというと、ゴシゴシと、こするように強く手を動かす人がいますが、これは肌が傷付いてしまうのでNGです。洗顔は、洗顔料を十分に泡だてて、やさしく行います。目安は片手のひらに泡がこんもり乗るくらい。手のひらを下に向けても、落ちないのが理想的です。
洗い忘れ、流し残しをしないことがポイントです
気になるところだけを重点的にして、洗った気持ちになってしまうことがあります。おでこ→鼻→頬→口元と、洗う順番を決め、顔全体を満遍なく洗いましょう。
朝は服を着たまま洗顔する人も多く、襟元を濡らさないようにという思いから、顎下などのフェイスラインは、すすぎ残しが起こりやすいので注意が必要です。
洗顔時のベストな温度を知りましょう
熱すぎるお湯ですすぐと、必要な皮脂まで洗い流してしまうので、すすぐときは30度〜35度くらいのぬるま湯が理想です。
洗ったあとは化粧水と乳液で保湿を
洗顔後は、肌につっぱり感が出ることがありますが、このときに保湿をすることが重要です。まずへ化粧水を適量取り、両手に広げます。手のひらを顔全体に当て、なじませてください。この時、パチパチと顔をたたいたり、こすったりしないで、乾燥しやすい目尻や頬は、数回に分けて、押さえるようにしてなじませます。
化粧水だけで終わらせない理由
男性の肌は皮脂が多いため、乳液やクリームは必要ないと思いがちですが、化粧水をつけたそのままにしてしまうと、せっかくつけた化粧水が蒸発してしまいます。化粧水の成分を肌に閉じ込めるためにも、乳液はクリームを使いましょう。乳液自体にも、油分を補い、保湿や柔軟性を与える目的があります。
乳液の効果的な肌なじみの方法
乳液のなじませ方は、基本的に化粧水と同じですが、Tゾーンといわれる、おでこ、と鼻は皮脂分泌量が多いため、つけすぎに注意しましょう。乳液には、さっぱり感のあるものや、乾燥肌用など、さまざまなな商品があります。ご自分の肌タイプに合ったものを選びましょう。
美容液は必要なのでしょうか?
美容液という商品があります。これってあったらあったで良い感じだけど、なかなかの高額アイテム。自分にとって必要だったら取り入れるけど、そうでもないならパスしたいという人が多いと思います。では、美容液はどんな人に必要なのでしょう。
美容液が必要な人、それはズバリ
美容液を使った方が良い人は、アラフォー以降で、今よりもっともっと、肌の状態を良くしたいと願っている人です。すでに基本のスキンケアが習慣になっていない人は、基本を身につけてから使っても遅くはありません。
本当に肌の状態を良くするためにマストなことは‥
それはNO!日焼け!です。気が付くと日に焼けていた‥という、うっかり日焼けを無くすこと。2019年現在、肌にもっとも悪いことは『紫外線を浴びること』です。
どんなにお手入れをしても、高額なアイテムも投入しても、日焼けをし続けると肌はどんどん老化していき、皮膚ガンの原因にもなったりします。
紫外線は年中、降り注いでいることを念頭に入れて、対策は一年を通して続けていきましょう。少しの努力と習慣で、肌の状態は大きく変わります。最初から完璧にいかなくても、できることからぜひ取り入れてみてください。
男性も女性も、若さを保つためには、日焼けしないことがとっても大切。美肌でいることは、若く見えるだけでなく、心身共に健康で、健やかな生活を送っている証しとなります。清潔感や健康的な佇まいは仕事にも大きくプラスに作用します。
美肌で過ごすことで、自分に自信が持て、笑顔で過ごすことが増え、日々の充実度が増します。筋肉を鍛えたら、次にすべきは美肌対策。それには紫外線対策から取り掛かりましょう。
男性もメイクをする時代がやって来てるの?
昨年から、各化粧品メーカーから男性メイクアップ用品が続々と売り出されています。が、実際にメイクをしている男性の割合は2割以下とも言われています。
カッコ良くなりたい気持ちは山々だけど、『メイクをしていることを悟られたくない‥。』『ハンカチで汗を拭いたらファンデーションが着いていた』なんて状況は避けたいと言う男性心理、理解できます。
メイクしてることがバレなければ、化粧品の力を借りてでもカッコ良くなりたい
見た目にメイクしてることがバレなければ、メンズメイクに興味はある、そういう方は、簡単にできるメイクの仕方をプロから学ぶのが最短であり、確実です。
素顔に見えるかどうかの境目は、どの化粧品を選ぶかということと、それを正しく使えているかが大切です。クロスドレッサーのメンズメイクレッスンはメンズメイク道具が一式ついていますので、翌日からカッコいいが再現できます。
自信という名の武器を持とう!
メイクの方法だけでなく、基本のスキンケアの方法、眉カットの仕方、毛穴の隠し方や目力のつけ方など、今よりカッコ良く、モテる男性になる為の、ありとあらゆる技術を学べます。
メンズメイクの化粧品付きメイクレッスンはこちらをご覧ください→清潔感プラスα、デキる男性プラスα、優しい男性プラスαのプラスαを学ぶ為のメイクレッスン
一度身につけた技術は一生物。レッスンを受けた後は確実にカッコ良くなっていますよ。
若く、輝きつ続けるには、自分の「好きなもの」「楽しいと思えること」に夢中になること。「新しいこと」に挑戦すること「夢中」になると、内側からたくさんのエネルギーが出て、自然に外側も輝きを増してくれます。新しいことに挑戦することで、ドキドキやワクワクを感じられドーパミンが分泌され、脳が活性化するそうです。メンズメイクを学んだり、女性に変身したりすることは、特別感を味わえる、非日常の体験です。
リピーターの理恵さん↑還暦をお迎えです。
クロスドレッサー では、初めて女装を体験する方へ向けた、ファーストトライアルコースや女性スタッフと一緒に外出する女装外出コース、身体のラインも女性に変身するボディメイク、ウエディングコースなど、様々なコースを用意して、みなさまのお越しをお待ちしております。クロスドレッサー メニュー一覧はこちらです。
今日の行動が、これから続くあなたの毎日に、たくさんのハッピーや感動、ワクワクやドキドキ感をもたらしてくださいますことを願いつつ、ここ麻布の地でみなさまにお会いできますことを楽しにしております。
ガルボ